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*読者1000人限定の『めぐまが。』を気まぐれ公開 その2

 

 

【めぐまが。】028号/「独自」するということ


こんにちは。
前田めぐるです。

今号から読んでくださっているあなた、
以前から読んでくださっているあなた、
ありがとうございます。

フェイスブックで『独自』について書きますと
お話ししていました。
https://www.facebook.com/meguru.maeda

独自、してる?
いつもそう問いかけます。自分自身に。

今の日本では、将来が保証され、
「このまま安泰」と考えている人は
少ないでしょう。

週末起業をしたり
資格を取ったりして
「いざ」という時に備える人が
増えています。

資格には、国家資格、公的資格、民間資格があります。
例え、国家資格を持っていても
100%安泰とは言えない時代です。

公的資格は、国家資格と民間資格の中間に位置付けられる資格です。

民間資格は、増えてきましたね。
民間の家元制度と言えばいいでしょうか。
ほとんどは、数万円から何十万円という認定料を払って受講し
「家元」から認定講師として認定され
同様の講座を行うことを認められるというものです。

そうしたさまざまな資格を取得したからといって
即仕事が見つかる訳でも
定収入が得られる訳でもないのかもしれません。
なぜなら、顧客まで保証されていないのが普通だからです。

それでも多くの方が
何らかのスキルを身につけたいと考えています。

かつてないほど多くの人にとって
「学び」の時代だと言えるでしょう。

思うんです。

結局のところ
その資格を生かせるか、生かせないかは
その人次第だと。

あるクラフトを手づくりで販売している女性がいました。
自分で講座も開催しているそうです。
「先生」について、
自分も講師になるための講座を受け
「そのクラフトをつくって販売してもよい」という
許可を得ます。
それでやっと販売することができるようになるそうです。

ひとつひとつ手に取るたびに
「あ、それは著作権がついているので
 こっちのより、割高なんです」と。

つまり、その「先生」の考案した
イメージでつくったクラフトには
著作権使用料がのってくるわけです。

それは理解できますね。
産みの苦しみを伴ってのこと。
「先生」に恒久的に収入がはいる仕組みです。

ただ、もし私がその先生に学んだとしたら
独自」するのに、と思いました。

いつまでも、先生のつくったキャラクターを
そっくりに作っていても
オリジナリティはないからです。

先生の分身でしかないからです。
そっくりのをつくれて、すごいけれど
それって、楽しい?と問いかけます。

基本の作り方が分かった訳ですから
自分で自分の得意技を
編み出したら、もっと楽しいのにな、と思うんです。

いま、自分のスキルを独自して
エッジを立てている人のなかにも
そういう「もともと誰かに習った」人は
実はたくさんいるんです。

けれど、その資格を持っていることや
そのコースを終了したことを
あえて打ち出さず、自分のオリジナルに
あくまでエッセンスとして昇華させているのです。

だって、
「A先生に師事」と書いたら
「最高の品質を得たい」「最高の学びを得たい」方は
その人ではなく、その人が学んだA先生から買いたいし、
学びたいと思うのが普通です。

本当にそう考える人には
離れているというような
物理的距離は関係ないからです。

オンリーワンの強みですね。

そのオンリーワンになるほうが
どうせならいいではありませんか。

独自のカギ・・・
ひとつは「五感」です。

「なるべく全く違うジャンルの異質なものを
たくさん見て、聞いて、触れて、嗅いで、味わう」
という体験を通して、
オリジナルに生かすのです。

もし、私がさっきの
クラフトの講座を受けたとしましょう。

その先生が、かわいいキャラクターで
つくるのだったら
その逆を作ります。

かわいいものではなく、
シャープなものや、
かっこいいものがある場所にいき
五感で感じます。

そして、そこから作り始めます。
「すでにあるかたち」のものを作っても
そのレベル以上の価格では売れません。

けれど、作り方や、考え方という
エッセンスを使い
誰にも真似のできない自分だけのキャラクターを
つくることはできるのではありませんか?

独自のカギ・・・
もうひとつは「視点」です。

自分だけの視点、見方、考え方、視座。

そのフィルターを通してみるとき
独自の価値を構築できるでしょう。

例えば、もしも私が
「コーチング」を学びたいと考えて
そういう講座に通ったとしましょう。

終了しても、「パーソナルコーチ」や
「ビジネスコーチ」として名乗らないと思います。

後発で学ぶことは、むしろ得です。
あせラズ、じっくり、そこにある本質を
つかもうとするからです。

そして、自分なりの視点、
例えば「発想」というスキルを組み合わせて
「発想コーチ」というような仕事も
考えられるでしょう。
その人の中から、発想がわくように、
引き出すコーチングです。

コーチの資格を持っていないので
名乗りませんけれど。

でも、いつだってそうやって
「こうしたほうが、独自できる」というように
考えていくんです。

それが、結果的にブランディングというようなことに
つながっていくんですね。

だからいま、
「資格を取ったけれど、うまくいかない」と
思っている方がいたとしたら
まず、体験を増やしましょうと伝えたい。
そして、自分なりの「五感」で
その資格を生かせる独自を考えましょうと。

すでに持っている「視点」があるなら
その視点を通して、資格を活かしましょうと。

その資格を通して社会に提供する製品やサービスで
お客さんや生徒さんはハッピーになれているでしょうか?
少しでも、誰かを幸せにしているでしょうか?

何より、自分がやっていて楽しいでしょうか?

もしも「NO」になっていたら
それは独自ができていない証拠です。

「五感」と「視点」。
2つのカギを手にもって、独自に挑みましょう。
挑むことは楽しい。
新しい景色が、そこにはあります。


2012.10.25
前田めぐる

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