仕事は「取るもの」?

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【めぐまが。】012号/仕事は「取るもの」?


こんばんは。前田めぐるです。

さて、あなたは今仕事中ですか?

もし仕事中であれば、その仕事はどんな経過をたどり
あなたのもとにきたものでしょうか。


フリーランスで仕事をしている私は
時々

「前田さんはどうやって仕事を取っているのですか?

と聞かれます。

そう聞く人の気持ちは、
大きく分けて
2種類です。

A・どうやって仕事が増えるのか、知りたい。
B・前田さんは儲かっていなさそうだから、教えてあげたい。

今回は、Aの人にお答えしましょう。

「前田さんはどうやって仕事を取っているのですか?」

こう聞かれて

「仕事は取るものではありません」と答えます。

相手の方は、怪訝な顔をします。
そして私は続けます。

「ましてや、仕事はつくるものでもありません」。

ますます、いぶかしげな顔をされます。

「仕事は『生まれる』ものです」

これ、本当なんです。

普段から社会を眺めて、
相手の話をよく聞くようにしていれば
自然と生まれるのです。

特に私は人と話していると
「この人を有名にしたい」
思う変な癖があります。

これは、プランナーの職業病?かもしれません。
もともと広告制作は黒子ですから
自分が大きい仕事をして有名になりたいということよりも
目の前の人を有名にしたい気持ちのほうが強いんです。

有名と言うと、語弊があるでしょうか。
有名になりたくない人もいます。

私が思う「有名」というのは

その方のスキルが
・社会に正しく認知され
・一人でも多くの方に知ってもらい
・社会に貢献してもらい
・その方のお客さんやまわりの人が元気になり
・他の人も「私もその人に会ってみたい」と思うこと

それが、「有名」ということだと思うし
「本物の有名人」です。

「人の心に名が刻まれて有る」ということだと思うんです。

だから、そのスキルや知恵を周りの人に
惜しまずどんどんわけてほしい。

貝のように心を閉じて、
スキルや情報を出し惜しんでいる人は
本物の有名人にはなれません。

人は、せっかく人として生まれてきて

知恵や技術という

すごいものをみんな持っている。

だから

「活躍してほしい。元気になってほしい」と心から思います。

そんなことから
相手の方についつい根掘り葉掘り聞いて
対話を重ねるうちに
それが私の頭の中にある
いろいろな社会ネタとくっついて

「最近はこういう傾向だから、
こんなことをしたらいいじゃないですか」

「そんな得意技があるんなら
こんなサービスをつくったらいいじゃないですか」と
話すわけです。

・スイーツをつくる人は、スイーツで社会を幸せにする
・芸達者な人は、芸で社会を面白くする
・演じられるひとは、演技で社会を感動させる
・言葉を生み出す人は、言葉で社会を勇気づける

誰しもそんな役割があります。

そこから発想すれば、自然といろいろなことが生まれます。

例えばここに、こんな方が。

http://r367.com/blog/

このバンド【R367ミヤコ・ロック・ショー」の

メンバーである、ヒデヲさんは
この会社の社長さんでもあります。
http://www.rewdex.com/ongaku.html

もう、お分かりでしょうか。

はい。
作詞作曲というスキル。
これまでは「R367ミヤコ・ロック・ショー」の曲として
生かされてきました。

けれどそこからちょっとだけ枠を超えて

・歌が作れる人は、歌で社会を元気にする

そこから発想したら
ヒデヲさんのスキルで社会に貢献できる新しい仕事が生まれた訳です。
http://ameblo.jp/hasso365/entry-10797087351.html

「タクミサービス」というのは、京都のビルメンテナンス会社。
この歌は、その会社を応援する曲です。

「働く人をロックで応援する」という企画。

なんだかいいなあ、と思います。

シンプルですが

聞けば聞くほど

どうやら、耳について離れない曲に仕上がっています。

社歌というと、校歌みたいな歌詞や曲調を想像しますが
これは、お客様とのコミュニケーションソングみたいな感じ。

 

いいですね。