「行政書士として起業しました。
一般の人に分かりやすく伝えたいと思うのですが
思えば思うほど、言葉が迷宮入りしてしまいます」
「起業したばかりでブログを始めたのですが
業界以外の人にどうやったら分かりやすく伝わるか
悩んでしまいます」
起業したからには、ブログを始めなくては!
専門家として説得力のある文章を綴りたい!
わかりやすく、納得性が高い文章はどうしたら書けるか?
クライアントに成果を上げてもらうための内容とは?
あれやこれやと頭をひねりますよね。
力が入りすぎて、ついつい専門的な言葉を多用しがちですが
読み手に分かりやすく伝えるには
・なるべく平易な言葉で
・専門用語も極力減らし
・メリハリの効いたリズムで
・あいまいさを避けて
がポイントです。
意外とシンプルでしょう?
なぜなら、あなたが専門家であれば
何を書くべきかは当然わかっているはずだから
あとは、一般の人にわかりやすく、と心がけるだけなのです。
しかし、専門家の文章において
書く技術以上に大切なことは、その姿勢です。
書いていないときの過ごしかたです。
街を歩く時、カフェにいる時、映画を観ている時
専門家として
その道のプロとして
何を見て
何を聴いて
何を感じて
何を考えるか。
そのことが、文章に表れるのです。
たとえば、会計士は数字というメガネ、数字という言葉を
医師は医学というメガネ、医学という言葉を持っていて
一見、会計や医学とは関係がないように見えることがらでも
数字や法で読み解くことができるのです。
以下のリンクに、
色の専門家 草木裕子さんの寄稿文があります。
温もりのある力強い文章。
京都新聞に掲載されたときは、一読者として、毎月楽しみにしていました。
http://ameblo.jp/atelier-forme/entry-11957609036.html
http://ameblo.jp/atelier-forme/entry-11942885289.html
読んでみてください。
専門家の文章としてとして、絶好のお手本です。
私たちは無意識のうちに
色から勇気や力を得つつ、
日々を生きているのだと気付かされます。
ハッとして、大切なヒントを受け取ります。
それは、ここにある言葉たちが、
色の専門家 草木裕子さんの生き方から生まれたものだからでしょう。
書くテクニックを磨くことはもちろんですが
それ以上に、
何を書くか、そのために何を感じ、どう考えるか……
専門家としてのひたむきさは、読み手の心に響きます。
日々を専門家として生きる。
書いていない時間をこそ大切にする。
そこから
知識や技術を超えた、知恵や体験を伝える説得力が生まれるのです。