ソーシャルメディアで発信を続けようと思うと時
●発信する本人が楽しんで書くこと
●読む人に伝わるように書くこと
が大前提です。(P50)
癒し語りカウンセラー リッチゆかりさんの文章は、目の前にゆかりさんがいてお話している感じ。やさしい言葉で分かりやすく綴られています。
フェイスブック
https://www.facebook.com/yukari.rich
HP 癒し庵ゆかり
https://www.iyashianyukari.com
ブログ
【サンディエゴと鹿児島】デュアルライフ続行中
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フェイスブックでは、その素敵な写真に目が奪われます、
https://www.facebook.com/yukari.rich
その写真から始まるブログの世界がまた、ゆったり、のびやかで、独特の語り口。
【サンディエゴと鹿児島】デュアルライフ続行中
実はゆかりさん、HPをリニューアルする時に、ブログも新しくされました。それに伴い、「心を洗う癒し職人」から「癒し語りカウンセラー」へと肩書きを変更。HPにも書かれている経緯です。
以前のブログでは「職人としてアロマや石鹸のことを中心に書くべき」ととらわれがあり、なかなか書き進められなかった時期もあったそう。
けれど、リニューアルを機に「自由に書いてみよう」と思い立ち、アロマや石鹸のことはもちろん、サンディエゴと鹿児島を行ったり来たりしているデュアルライフのお話なども綴ってみたところ、するすると手が動き…こんな素敵な文章が。
専門家としてのブログには、通常「自分が伝えたいことより、読者が知りたいことを」という基本的な考え方があります。
「ビジネスブログなんだから、それに特化したことを中心に書くべき。自分の書きたいことを書いちゃダメ。読者が読みたいことを書く」間違っていません。むしろ、その通りだと思います。
でも、そのことにとらわれすぎてて自由に書けなくなってしまうとしたら、自分の思いを素直に綴るじゃまになってしまうとしたら、本末転倒ではないでしょうか?
と考えれば、思いきって「こう書くべき」という制約を外してみるのもアリです。
9割をビジネスで書いていたところを、半々にしてリセットしてみる。楽しく描き進められるようになったら、仕事のことがそのうち6割、7割になっていくかもしれません。そこから、テンポを作っていくのも方法。
けれど、思うんです。
ビジネスと仕事、そんなにかけ離れていますか?
ワークとライフ、本当はすぐ隣にありはしないですか?
いえ、ワークの中にライフが、ライフの中にワークが、ありはしないですか?
なぜなら、プロであればあるほど、普段歩く通りにも、目にする景色にも、「プロの視点」でネタを見つけてしまうのですから。
だから、日常を描いても、そこに必ずオリジナルな視点が宿る。
私の場合、そもそも人となりの見えないようなブログを読んで、その人に何か依頼したり、ものを買ったりしようとは思わないんです。
その点、リッチゆかりさんの文章からは、カウンセラーとしての経験に裏打ちされながら、人としての魅力やライフスタイルがよく伝わってきます。
この「いちご大福で、行こう!」の記事なんか、とっても素敵。
きれいで美味しそうな写真につられて読んでいくと、ふふふ。あれあれ? いつの間にか、「いちご大福みたいなゆかりさんとお話ししたい」と思ってしまいそうじゃありませんか。
この記事には、「撮った写真を説明しない」(P128)や、「視点がある文章は素通りされない」(P283)の要素も入っていますよね。
ものを見ているけれど、その向こうにあるものを同時に見つめてもいる。ここに専門家ならではの視点があって、ゆかりさんの五感(←これ、きっと強みです!)を通じて得たことが、ぎゅっと詰まっているんですよね。
ご本人とお会いするとわかるのですが、ゆったりと優しい語り口がまさに癒しそのもの。
ブログの最後はいつも「またお話ししましょうね」と締めくくられていて、次の回への余韻があります。
本の中では、「書き出し」について触れていますが、こんな風に「締めくくり」を決めるのもいい方法ですね。
はい、ゆかりさん、またお話ししましょうね。