ほしいスイッチを押す文章の書き方(店舗研修)

久しぶりの対面研修です。奈良県の某企業にて店舗スタッフ担当者さま向けの広報研修講師を担当しました。

一般的に、お店としては全てのお客さまにできるだけ知ってもらいたいという気持ちがあります。ところが、その結果、特徴やアピールポイントのないSNS投稿になってしまうことが多いんです。

今回は、SNS広報のポイントを座学でお伝えした後、お客さまの関心や興味にいかにフォーカスし文章化するかのワークショップを組み立てました。

ワークショップでは、課題を示して文章を考えてもらいました。見回っていると、白紙を前にペンの進まない方がいらしたのですが、ヒントをお伝えするとご自分なりに書いてもらうことができました。

このようなワークショップでは、たまにご担当者から「自信を持ってもらえるよう超簡単な課題にしてもらいたい」と言われることもたまにあります。しかし、あまり簡単な課題にしてしまうと、実践的ではなくなるうえに、事後アンケートで「知っていることばかりだった」と言われることにもつながります。

そのため、特にご指定がない限り「ちょっとむずかしいけど頑張れば書ける」というレベルを設定して課題を作ります。その方が、後々の実践につながり、効果的です。
皆さま熱心に取り組んでいただけました。ありがとうございました。